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新卒社員インタビュー
「昨日と何か違う」 毎日接しているからこそ ご利用者様からの“小さな変化”に気付くことができる。
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認知症を患っている方や体の不自由な方が生活をする中で必要なサポートをしています。ご利用者様お一人おひとりに合ったサポート方法を見つけて、ご自分でできる部分は頑張っていただけるようお手伝いをします。 また、副主任としてケアスタッフのまとめ役となっています。職場には年齢も経験も違うスタッフがいますので、話し合い、意見を交わすことで働きやすい環境を作り、ご利用者様へより良いサービスを提供できるよう意識しています。 |
 ご利用者様の体調管理には一番気をつけています。例えば「昨日は笑顔だったのに、今日は違う」というような数値に表れない〝雰囲気〟にも敏感でいることが大事なんです。 ある時、ご利用者様の体が右に傾いていることがあり、すぐに看護師に相談したら、脳梗塞の恐れがあることがわかったこともありました。自分で訴えることができない方もいるので、いかに〝小さな変化〟に気づけるかがケアスタッフの役割のひとつだと思っています。 |
ご利用者様が笑顔で「ありがとう」と言ってくださったり、ご本人ができそうなことを提案して、実際にできた時は、ご利用者様に喜んでいただけるのと同じ様に私も喜びや嬉しさを感じることができます。 |
認知症ケアに興味があります。今後は専門知識をもっと学び資格もとって、ご利用者様だけでなくご家族様のサポートに繋げたり、新人を指導できるようなスキルを身に付けたいですね。 何よりも、ご利用者様やご家族様の思いに寄りそっていきたいので、いろいろな職種があっても、介護現場のスペシャリストになりたいと思っています。 |
 「体力的に厳しそう」「大変そう」と思われがちですが、すべてがそうではありません。介護の仕事はすればするほど、相手を思いやる気持ちが身につきます。 おじいちゃん、おばあちゃん子だった私が介護に興味を持ったのは、祖母が倒れた中学2年の時でした。「誰かのために何かしたい」と思っている方は、必ずこの仕事の〝やりがい〟や〝おもしろさ〟を見つけられると思います。
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ご利用者様のことを深く理解して “受容する”心で介護にのぞんでいきたい
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私は現在、ショートステイのケアスタッフとして働いています。ショートステイをご利用される方は普段はご自宅にお住まいで、ご自身でできることも多いため、生活の一部分をお手伝いしています。認知症を患っている方もいらっしゃいますので、歩ける方でも必要に応じて見守りや付き添いなどでサポートもしています。 |
 言葉の「表現」を工夫するようにしています。ご利用者様の中には、「歯磨き」や「トイレ誘導」の際に「歯みがきに行きましょう」「トイレに行きましょう」とそのまま伝えると「もうやってきた」「行きたくない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。でも、「お口をさっぱりしましょう」「今トイレが空いていますので行きましょう」と、少し表現を変えることで、気分良く行っていただくことができました。 |
仕事を始めて間もない頃、まだわからないことだらけの私にご利用者様が「この仕事は大変かもしれないけど、あなたなら大丈夫よ」と言っていただいたことがとてもうれしく、励みになりました。ご利用者様とお話をする機会が多い仕事なので、いろいろな経験をしてきたご利用者様から教えていただくことも多いですね。 |
新卒入社して半年(平成29年10月現在)経ち、先輩から仕事を任せてもらったり、頼りにしてもらえるようになりました。でも、まだまだ上手くいかないことや戸惑うこともあるので、まずはケアスタッフとして自信を持って働けるようになって、人に教えられるスキルを身につけたいです。 介護のしごとをはじめ、経験はまだ浅いですが、ご利用者様のことをより深く理解し、その方を「受容する」ことを心がけて頑張っていきたいと思います。 |
 この仕事は「大変」だと言われることもあります。実際に認知症を患っていらっしゃる方への対応は簡単ではないと肌で感じます。だけど、それ以上にご利用者様との会話や、日々の関わりは、私にとってとても楽しいので、大変さやつらさは忘れてしまうんです。 「誰かのために役に立ちたい」という意志がある人にとっては、とてもやりがいのある仕事だと思います。 |
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